2022年の方角は北北西!恵方巻を食べる理由や由来について

恵方巻

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毎年、2月の節分の日になると恵方巻を食べる日として近年言われていきています。

どちらかと言えば、節分は豆まきの方が馴染み深いものとして定着しているものであるかもしれませんが、節分の時期が近づいてくると、スーパーやコンビニなど至る所で恵方巻が売られている光景を目にしますよね。

 

節分に恵方巻を食べるという習慣は近年特に目にする光景となっており、豆まきと匹敵するくらいのイベントとして定着しつつあります。

節分の由来。正しい豆まきの作法とは?

 

また、豆まき同様に恵方巻を食べる際にいくつかルールがあるという事を知っておく必要があります。

何かと目に見えない物事に対しての畏敬の念を持ちやすい日本人ではありますが、運気を呼ぶためにも正しい作法でもある恵方巻の食べ方を知っておくとその日から一年間のうちに良い事が起こるかもしれません。

 

この記事では、恵方巻について調べてみたことをまとめてみました!

とその前に、恵方巻の食べ方について知る前に、まずは恵方巻の由来についてまとめておきます。  

 

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恵方巻とは?由来について

 

恵方巻は節分の日に食べると縁起が良いとされる太巻きです。

太巻きには7種類の具材が使われているとされていますが、それは七福神にちなんで無病息災の意味も含んでいるという理由があります。

 

しかし、具材が7つに決まっているとはいえ、7つの具材に関しては特定のものが決まっているという訳ではありません。

中でも代表的な具材を挙げると

・かんぴょう
・レタス
・シイタケ煮
・伊達巻
・桜でんぶ
・キュウリ
・ウナギ

といったお馴染みの具材が挙げられますが、必ずしもこれらではない可能性もあり得るという事でもあります。

 

また、太巻きの見た目からして、鬼を退治した際に鬼が置き忘れていた金棒に見立て、鬼退治であると唱える説もあるようです。

見た目のイメージから具材まで、縁起が良いものとして恵方巻と言うものは考えられているものでもあります。

 

恵方巻はどのように普及してきたの?

 

恵方巻の起源については諸説あるため定かではありませんが、江戸時代の末期以降から厄払いの一環で大阪の商人の間から徐々に広まっていったものが有力であると言われています。

また、最も古い説に関しては、豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が節分の前日に海苔巻きのようなものを食べて出陣し、それによって勝利を収めたという故事を元にしていると言われていますが、これに関しては板海苔が誕生したのが江戸時代であったため根拠に乏しいものと思われます。

その後大正時代に入り、大阪鮓商組合が販売促進のため「幸運巻寿司」との宣伝によって徐々に知名度も上がって日本各地へと広がっていく事となりました。

 

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恵方巻の正しい食べ方

 

恵方巻を食べる際、その年によって変わる方角に向かって恵方巻を口いっぱいに頬張りながら最後まで食べ切る事が正しい食べ方となっています。

なぜかと言いますと、そのまま食べきれないと運を取りこぼしてしまう事となってしまうため、仮に話しかけられたリ何かしら注意を逸らされてしまったとしても中断せずに最後まで食べなくてはなりません。

 

また、包丁で食べやすく切る事もNGです。(食べにくいですが..)

恵方巻を切ってしまうと「縁を切る」という事に繋がってしまうため、そのままの状態で食べる事が望ましいようです。

少々食べづらいかもしれませんが、開運を願うのであればこの通りにやりましょう。

【注意】

恵方巻を食べる際は、くれぐれものどに詰まらせないように注意だけはしましょう!

特に小さいお子さんや年配の方々は注意が必要です!!

少しずつ、のどに詰まらせないように気を付けて食べましょう。

2022年前後の恵方巻を食べる方角

 

2022年前後の恵方巻を食べる方角についてまとめておきます。

2022年の恵方巻を食べるは・・   北北西   となっています。

ちなみに昨年2021年の際は南西東となっていましたが、毎年、恵方巻を食べる方角が違うのには理由があります。  

 

歳徳神の居る場所が毎年変わる為

 

毎年方角が変わる理由として、歳徳神(としとくじん)と呼ばれるその年の金運や幸せを司る神様が毎年場所を変えてしまうため、その方角に合わせて恵方巻を食べる事で縁起が良いものとされています。

(とはいえ、恵方は基本的に四方向しかないのですが)この四方と十干を組み合わせる事によってその年の方角が決まるという事です。

 

十干とは?

 

十干(じっかん)とは、 甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・葵(き) となっています。

これは中国から伝わった暦の表示などに用いられているものでありますが、占いに詳しい方などはこの十干の漢字を見た事があるという方もいるのではないでしょうか?

この十干を先ほどの歳徳神の居る方角を組み合わせる事によってその年の恵方が決まるという事ですね!

【補足】

恵方巻の方角は100年先もすでに決まっているようです。

 

ちなみに、2017年以降10年の恵方巻を食べる方角は以下のものとなっています。

2017・・・北北西
2018・・・南南東
2019・・・東北東
2020・・・西南西
2021・・・南西東
2022・・・北北西
2023・・・南南東
2024・・・東北東
2025・・・西南西
2026・・・南南東
2027・・・北北西

 

恵方巻を食べる際は方角に気を付けながら食べましょうね。

 

恵方巻の大量廃棄問題について

 

最後に暗い話題となってしまいますが、毎年のようにニュースで取り上げられているように、スーパーやコンビニで売れ残った大量の恵方巻が廃棄されるというニュースを聞きます。

また、場合によっては従業員にノルマを課し、売れ残った際に自腹を切り買い取りを強要させるといったケースもあったようです。。

 

恵方巻を作る工場側も店頭で並ぶ恵方巻が不足しないよう、あらかじめ多めに作る必要があるとの事ですが、実際には店頭に並ぶ事なく廃棄させられるといったケースもあるとの事です。

店頭から無くなった恵方巻は粉砕機にかけられ、その後処理されたのちに豚のエサとしてリサイクルされる事となるようですが、せっかく作ったものを廃棄してしまうのはもったいないですよね。

 

そういった負の側面も見られるなど、日本の文化として定着する一方で避けられない課題でもあるかもしれません。

文化として今後も残していきたいものの、それによって生ずる問題に対してどのように対応していくかが今後の課題でもありますね。

 

恵方巻についてのまとめ

 

昨今の日本では恵方巻を食べる習慣が定着してきました。

今年一年の開運を願い、良い年にしていくためにも正しい方角で恵方巻を食べるようにしましょうね。

 

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「好きな事を気ままに」をモットーに日々を生きております。美大を卒業後、現在はブログでの生活を模索中。ブログと同時進行で絵の制作もしております。このブログでは、絵の描き方についてであったり、なるべく自分がやりたい事をやって生きていく為の方法について書いています。最近は日本の文化・行事についても興味があります。これを読んでいるあなたに、何かしら参考になる記事があれば幸いです。