2017/03/07

働く意味について考えてみる。祖父の死を通して感じた事

 

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【この記事の所用時間:約 6 分】

 

「働く意味」ってなんだろうか?

最近、働くという事に徐々に疑問を持ち始めてきました。

 

今回は自分の身の上話になってしまいます。

定年まで一生懸命働いたけれど、
年金をほとんど受け取れずに他界してしまった祖父についてのお話です。

 

僕が2歳の時に母方の僕の祖父はすい臓がんで亡くなりました。
ですので、祖父に関しての記憶と言ったら
膝の上に座ってなにかものを食べていたという記憶しか残っておりません。

生前、祖父は公務員で郵便局に勤めていたそうです。
国に保証されていたので安定した仕事を得る事が出来ていました。
収入に関しても家族を養っていく分にはあったのだと思います。

 

公務員だったので、老後の年金も保証されていたので
予定では月に約20万円程度のお金が入ってきたのではないでしょうか?

ちなみに祖母も郵便局に勤めていたため、
何もしなくても2人合わせて月に40万円くらいの年金生活を送れた事が出来たのだと思います。

 

祖父は優秀な人材だったみたいでしたが、時代という事もあり、学歴は中卒でした。

しかし、公務員試験で2位の成績を取る程優秀で、
ものすごく頭の切れる人だったらしいです。

ですが、当時は(今もそうですが)学歴社会でしたので、
祖父は優秀な頭脳を持っていても上の役職に上がる事は中々できませんでした。

それで悔しい思いをしていたため、
僕も母を伝って良い大学を卒業するように言われておりました。

 

まぁ、僕は美大なのでどうかは分かりませんが、
少なくとも日本の美大の中では3本の指に入る大学ですね。
一般大学に置き換えたら早稲田慶応あたりと世間では言われているみたいですね。
そして学部までは無事に卒業する事は出来ました。

話を戻すと、祖父は学歴にコンプレックスを抱いており、
学歴を持つ事で豊かな人生を送れるものだと信じていました。

 

そんな祖父でしたが、40年間働いたため、表彰もいくつかもらい、
円満退職をし、年金生活をこれから送るものだと思っていたのだと思います。

しかし、退職してから数年後、すい臓がんが発覚し、リンパ腺にまで転移していたため、
医師に余命宣告を余儀なくされたみたいです。

ちなみに当時退職金をつぎ込んで株式投資に大部分をつぎ込んでいたみたいです。
退職後に株を始める事が夢だったので、いてもたってもいられなかったのだと思います。

 

しかし、バブル崩壊によって持っていた株が暴落してしまい、
先物取り引きだったのでその分の金額を支払うよう
業者が病室にまで押し入って来たそうです。

結局、祖母の退職金を支払う事で和解したみたいでしたが、
その事について母はトラウマを抱いているようですね。
(まぁ、血は争えないようで結局母も株式投資をしているみたいで、
しかも勝負運が強かったみたいで一時期儲けていたみたいですが。。。)

 

しかもさらに追い打ちをかけるように、
どういうわけか祖父の遺族年金が国から支払われなくなったみたいです。
これについては制度をよく理解していないのではありますが、
未だに謎ですし、怒りすらも覚えてしまいますね。

祖父は40年の労働と引き換えに老後の人生の保証をされていた訳ですが、
結局年金をもらえたのは約2年ほどだったみたいです。

これに関しては祖父はどう思っているかわかりませんが、
たぶん無念だったのじゃないかなって気がします。

 

ちなみに、母方の家系は女系家族だったので、2人姉妹でした。
祖父は男の子が欲しかったらしく、こういうのもあれですが、
母が生まれたときに落ち込んだみたいですね^_^;

 

その知らせを聞いた後、病室に行かずにそのまま釣りに行ってしまったそうです笑。
ですので、孫である僕が生まれた時にとても喜んでいたみたいです。

 

祖父はアウトドア派でしたので、山に行って山菜を採ったり、
海にいって魚を捕りにいったりしていたみたいです。とにかく活発だったみたいですね。

そういった楽しみも僕らに教えたかったのだと思います。
ですが、その夢も叶わずに祖父は他界してしまいました。

 

また祖父はお酒がとても好きだったらしく、毎日のように呑んでいたみたいでした。
お酒が入ると頭の回転も良くなるらしく、
酒を飲みながら母に勉強を教えていたみたいですね笑。

一方で、戦時中の記憶も呼び覚まされてしまうみたいで、
酒を飲んではいつも暴れていたみたいです。

 

よくちゃぶ台をひっくり返していたみたいで、
その際に祖母に熱したみそ汁が顔にかかって
大やけどをさせてしまった事があるみたいです。

しかも、たちの悪い事に家の前が酒屋だったので、
何かしら夫婦喧嘩をした際にお酒を買いにいく事も頻繁にあったみたいですね。
恐らく、がんになってしまった主な原因はそれなのでは無いかと思っています。

まぁ、他にも考えられる事はたくさんありますが、
それについては今回は割愛しておきます。

 

ちなみにその後の2年間はドクターストップによってお酒を飲まなくなったため
その期間、祖母は幸せだったようです。

お酒を飲まなければとても善い人だったみたいです。

 

で、結局何が言いたいのかというと、働くという事は何なのだろうという事です。
もちろん、ほとんどの人はお金のためであったり、
やりがいのために働いているのだと思います。

幸せの定義なんてモノは人それぞれなので、
一個人としては一概にはかる事はできません。

 

ですが、一生懸命働いた末にぽっくりと逝ってしまう事も可能性としては十分にあります。
そういった運命に関しては我々人間が制御出来る箇所ではないのかもしれません。

 

もしかしたら明日にも災害が起きてこの世を去ってしまう結果になるのかもわかりません。
すべてにおいて将来の事は誰にも分かり得る事は出来ません。

ですが、人生を前向きに突き進んでいくのであれば
何かしらの糸口は見つかってくるのだと僕は信じております。

 

未だに分からないことや失敗だらけではありますが、
今よりより良い未来に向かって生きていきたいと思っています。

 

長々と語ってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m
ふいに書き始めたら止まらなくなってしまったので、こんなに書いてしまいましたね(^_^;
ほんとはまだまだ書き足りないのですが、今回はここまでにしようと思います。

 

 

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