最近はやっていなかったのですが、久しぶりにボールペンで『動物の一発描き』をやってみました。
描く対象は何でも良いのですが、個人的に動物が好きでしたので動物で統一しています。
ちなみに描く際に模写の資料として使った画像はコチラの無料で使え、商用利用可でもあるこちらのサイトから拝借しておりますm(_ _)m
⇒Pixabay
なお、一発描きとは、下書きを描かずにいきなり本番の絵を描く事としています。
ちゃんとしたデッサンをする際は、基礎から学べるデッサン本などを教科書として読み進めておく事が望ましいですが、一発描きの場合ですとなるべく観たものを瞬時に描いていくため、形の捉え方や手の動かし方の練習にもなるので良いでしょう。
ボールペンなのでもちろん消せませんので後に戻れませんし、描く線の手順を悩みながら描く事となってしまうかもしれません。
また、一発描きは言い換えたら書道と似ているような気がしていますね。絵の初心者の方にとっては下書きなしで描くというのは少し難しいかもしれません。
若干ハードルも高いように思えますのである程度の経験が必要かもしれませんが、試しにやってみても良いかもしれませんね。
ちなみに今回使用したボールペンはコチラです。
[amazonjs asin=”B003FGPH8G” locale=”JP” title=”三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボールシグノ超極細0.28mm UM-151-28 黒 24″]基本的には太さの種類が豊富なPigmaという水性のペンを使う事が多いですが、Signoですと描き心地が非常になめらかで、書きなぐるようにサラサラと絵を描くにはSignoの方が描きやすいなと、個人的には思っております。
【関連記事】
これ以外にも自分が使いやすいなと思っているボールペンやペンがありましたら、そちらを使って描かれてても、もちろん構いません。
また、紙に描く際はボールペンの滑りを良くするために凹凸が無い紙面の方がやりやすいと思うので、安価で買えてかつ100枚もあるコチラのスケッチブックが個人的におススメです。
[amazonjs asin=”B003B2CREQ” locale=”JP” title=”マルマン スケッチブック ソーホーシリーズ B5 100枚 SOHO501″]
スケッチであればB5サイズくらいのものであれば丁度良いかなと思います。
なお、今回は一発描きをしてみて個人的に思った事をまとめておこうと思いました。
ついでに言ってしまうと、一発描きといってもどれが正しいとか何が正解だという決まりも答えもありません。なので、最終的には各々が目指すやり方を確立していくためにも、何かしらの手掛かりとなってもらえると幸いです。
今回は一発描きをする事で得られるメリットを箇条書きのような形でまとめておきたいと思います。
<スポンサーリンク>
今回描いた一発描きスケッチ
今回描いたスケッチは以下の7枚です。
描いた順番にならべてみました。
一枚あたり10~20分程度で描きました。
モノによっては30分近くかかったものもありましたが、大体平均的には20分程度といったところですね。
<スポンサーリンク>
一発描きをするメリット
緊張感をもって取り組めるので、上達が早い気がする
物事に取り組む際、何事も集中して取り組まないとダラダラと続ける事になり兼ねません。
仕事でもなんでもそうですが、少ない労力でより大きな効果を出すためには集中して物事に取り組む必要があるのだと思っています。
一発で描く事で、適度な緊張を持ちながら描く事が出来るでしょう。
外出先でも簡単なスケッチが描けるようになってくる
簡単なスケッチが出来るようになってくれば、外出先や旅行先などでも紙とペンだけで絵が描けてしまいます。
なんとなく殴り書きのようなものであったとしてもそれが味になってきますので、大まかに描けるようになると楽しいかもしれません。
絵を描く際の段取りが良くなる
ボールペンでの一発描きは後戻りが出来ないため、あらかじめ線の描き足し方を考えておく必要があります。
一歩、二歩先の線をイメージしつつ描いていくため、神経を使います。
それが徐々に慣れてくると線の描き方も見えてきますし、絵を描く際のスピードアップにも繋がってきます。
[amazonjs asin=”4860632664″ locale=”JP” title=”新15分スケッチ練習帖【基礎ドリル編】”] [amazonjs asin=”4860632672″ locale=”JP” title=”新15分スケッチ練習帖【応用ドリル編】”]これらの書籍などを読んで、絵を描く手順を身につけておくと描く事が楽しくなってきます。
短期間で描くので集中力が続きやすい
人の集中力が続く範囲はもって90分とされています。たとえば、大学の講義などはそれに合わせて授業が構成されていますよね。
それ以上になってしまうと集中力が散漫になってしまいかねません。
もちろん、そこまで集中する事もなく、初めは2~30分ほどで一枚のペースでも良いかもしれませんね。
一発描きは短期間で集中して描く絵の練習方法として適しているものだと思います。
ほんの少しの作業の合間にでも描く事も出来ますし、手慣らしとしては最適。定期的にやってみるのも良いかもしれませんね。
<スポンサーリンク>
俯瞰(ふかん)して見ながら絵を描くため、モノの形を捉える練習にもなる
形を捉えるという事は絵を描く上でかなり大事な事だと思います。デッサンの基本とも言える事ですので、形のバランスが崩れてしまうと絵に違和感が生じてしまうからです。
一発描きとはいえスケッチの延長のようなものでもある為、仮に失敗をしてしまったとしてもすぐにまた新しい紙に描く事が出来ますね!
まとめ
絵を描く方法と言えども人それぞれ個性があるように描き方も違います。
そんな中、今回は一つの描き方として、一発描きをする事で得られるメリットについて個人的に思った事をまとめてみました。
あらかじめ描くものが決まっている状態で、紙とペンが手元にありさえすればいつでもどこでも好きな時に出来ますので、趣味としてであったり仕事の合間にでもやってみてはいかがでしょうか?
追記
追記でボールペン・ペン画を始める際に個人的にオススメの本を2冊紹介させてもらいますね。
[amazonjs asin=”4837305431″ locale=”JP” title=”<新装版> ペン&インク”] [amazonjs asin=”4837301118″ locale=”JP” title=”ペンで描く”]この2冊は特にオススメです。
作例の出来が素晴らしいので、そのままお手本にもなり得てしまいます。
<スポンサーリンク>