クリスマスシーズンが過ぎると、今年もいよいよ残りあと僅かとなってしまいますね。
いかがお過ごしでしょうか?
早いもので、2023年も残りわずかとなってしまいました。
皆思い思いに来年に向けて考えたり、すでに行動を始めているという方もいるかもしれませんね。
この記事では、年末の年の瀬に迫った時期に使う挨拶についてまとめています。
今年一年お世話になった方への挨拶として、参考にして頂けると幸いです。
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一年を締め括る時期にお世話になった方々への挨拶を
この時期になりますと『年の瀬』や『年の暮れ』などという言葉を耳にする機会が多くなってくるような気がしています。
ニュースでもアナウンサーの口から出てくる回数も増えている感じですよね。
個人的に言えば漠然と捉えていた為、言葉の意味までは詳しく調べた事は無かったように思えます。
そこで『年の瀬』と試しにインターネットで調べてみると『年の瀬 挨拶』、『年の瀬 とは』などといった関連キーワードを目にする事が多いです。
では、そもそも『年の瀬』にはどういった意味が込められているのでしょうか?
これまで、年末年始は忙しいことが多かったのでほとんど意識した事は無かったのですが、ちょっと気になったという事もあり、ちょうど今の時期使えるものだと思いましたので調べてみました。
言葉の意味を理解して使えるようになるとビジネスや年末の挨拶などでも活用する事が出来るので、仮に豆知識としてでも覚えておくとメールや手紙を書く際に使えると思います。
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そもそも年の瀬とは?意味や語源について
『年の瀬』という言葉は、一年の終わりの時期になると使われる言葉のイメージがあります。なんとなく、年末が近づく事であったり一年の締めくくりとして用いられる言葉のようなイメージを持たれている事でしょう。
年の瀬の『瀬』という文字のには川の浅い部分を流れている水の流れが速い場所という意味があります。
あるいは、海で言えば潮流や海峡のような場所の事を指すようです。
なのでこの場合、歩いて渡っていけるくらいの水深とはいえ、流れが急なため向こう岸に歩いて渡るにも命がけで渡らなければならない程切羽詰まっている状態であるとも捉える事が出来ます。
この切羽詰まった気持ちを昔の人はこのように『瀬』という漢字を使って表していたようですね。
漢字の意味を知れば知るほど歴史も知る事も出来るので、好奇心を掘り下げて行くと色んな事実を知る事が出来るので面白いです。笑
年の瀬はいつからいつまで?
では、実際に年の瀬というのはいつからいつまでの期間の事を指すのでしょうか?
これに関してはというと、明確には決められてはいませんが12月であれば仮にクリスマスシーズンであっても使う事は出来るようです。
「年の瀬」に関する言葉
「良い年の瀬」 「年の瀬迫る」 「年の瀬を迎え」といった言葉を使い分けて使うとより大人らしくスマートに使えるようになります。
それぞれの意味について理解をしておく事でそれぞれの言葉の意味を理解しておくと人から知的に見られるようになるかもしれません。
ただやはり、これらの言葉自体がやや押し迫った言葉として用いられることがあるため、そういったイメージがあるということは念頭に置いておきましょう。
良い年の瀬
「良い年の瀬」は年末の挨拶として用いられます。
大掃除や年末の仕事納めなどと、新年を迎える前に何かと忙しい日々が続きますが、そういった際に「お忙しい中ではありますが良い年末をお過ごしください」という意味合いも含めて使われます。
年の瀬迫る
「年の瀬迫る」は押し詰まっており、やや慌ただしい印象です。
物は言いようではありますが、切羽詰まっている印象を相手に与えかねません。
年の瀬を迎え
「年の瀬を迎え」は年末を迎えるという意味でもあります。
「年の瀬迫る」とくらべたらやや抑えた表現ではありますが、年末の忙しいさ中での言い回しである事に変わりはありません。
まとめ
「年の瀬」の言葉ついてまとめました。
年末になると何かと慌ただしくなってくるため、相手を思いやる気持ちを持つようになるとこうした言葉使いにも出てくる事だと思います。
ほんの些細な違いではありますが、日本語には細やかな言葉の言い回しがあります。それによってニュアンスが変わってきたりするため、細かな気配りが大事になってきます。
それらを含めて日本語特有の魅力とも言えますよね。
言葉の端端からこうした気遣いが伺えるという事は、それゆえ日本人が繊細できめ細やかな民族であるとも言えます。
このような使い方を知っておくと、今後の周囲からのあなたの印象も変わるかもしれませんよ。
それでは、良いお年を。
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