3月に入ると春光穏やかな時節となります。
徐々に寒さも和らぎ、温かい日差しを感じる季節となってくる事でしょう。
春になると出会いの季節であると言われていますが、同時に別れを感じる季節でもあります。
中学・高校を卒業後、それぞれの進路に進み、学生時代仲の良かった友達や先生らとも疎遠になってしまい、どこか切ない季節でもある事でしょう。
この時期になると、別れや旅立ちといったテーマの卒業ソングが流行ったりもしますよね。
ユーミンの「卒業写真」や、レミオロメンの「3月9日」が定番の卒業ソングでありますね!
(個人的には過去を振り返る物悲しさを感じるとすれば、イエモンの「SO YOUNG」も沁みる…)
とはいえ、次の新たなステップを踏み入れる為にはこういった別れも経験していく事で、また新たな出会いに巡り合う事にもなってきます。
また、最近はSNSが主流ですので、物理的な距離があってもいつでも連絡を取り合ったり、近況を報告する事も出来ますからね。
そういった意味でも、別れというものがそれほど感じずに済んでいる時代でもあるかもしれません。
この記事では卒業式を含め、3月に行われる行事・イベントについてまとめました。
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目次
3月の行事・イベント
ひな祭り(3月3日)
ひな祭りの日では、女の子の居る家庭では我が子の健やかな幸せと成長を祈る桃の節句となります。
ひな人形を飾り、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などといった料理を出し、祝います。
祖父母を呼び、親戚も一緒になって祝う日でもあります。
啓蟄(3月5日ごろ)
「啓蟄」という言葉は一見難しい漢字で読めないかもしれませんが、ひらがなで表すと「けいちつ」となります。
恐らく、この記事を読まれて初めて目にしたという方も居るかと思いますが、啓蟄は二十四節気の第3となっています。
この時期になりますと気温も徐々に温かさが増し、土の中に居た虫が地上に出て来る季節となります。
陽気な春の日差しの訪れに、どこか気分も高揚してくる事でしょう。
御水取り(3月13日)
奈良県奈良市にある東大寺二月堂の修二会で行われている行事の一つ。
この日になると、堂の前にある閼伽井屋(あかいや)で水を汲み、本堂にその水を納める事となります。
その水を飲む事で病気が治ると言われています。
ホワイトデー(3月14日)
日本ではバレンタインデーの日には女性が男性に向けてチョコを送る風習があります。
その一方で、ホワイトデーではそのお返しとして男性が女性にプレゼントをお返しする日でもあります。
バレンタインデーではチョコを渡す事が主流ではありましたが、ホワイトデーではキャンディー、クッキー、マシュマロなどといった贈り物が挙げられる事でしょう。
また、最近ではマカロンも贈り物に人気なお菓子の一つともなっているようですね。
贈り物をする際には日頃の感謝の気持ちを込めて贈る事で、相手からも喜ばれる事でしょう。
お彼岸入り(3月18日)
お彼岸入りは春と秋にあります。
この期間にお墓参りをし、先祖を供養する事となります。
仏教では私たちが生きている世界を「此岸(しがん)」と言い、ご先祖様の居る極楽世界の事を「彼岸(ひがん)」と呼ぶようです。
お彼岸の期間は3月の春分の日と9月の秋分の日の前後3日間を合わせた7日間となります。
初日を彼岸入り、春分の日を中日、終日の事を彼岸明けと言います。
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春分の日・中日(3月21日ごろ)
春分の日は二十四節句の一つで、この日になると昼夜が同じ長さとなる一日となります。
国民の祝日の一つでもある春分の日を境に春の兆しを感じられる事となるでしょう。
また、春分の日はお彼岸の中日でもあります。
お花見(3月下旬~)
毎年桜の花が咲き始めると、各地でお花見をする方々も見受けられます。
満開に咲き誇った桜を囲み、友人やサークルのメンバー、会社の同僚らとお酒を交えての宴会となる事でしょう。
個人的にはお酒は飲めないのですが、お花見はその場に居るだけでも雰囲気を楽しむ事が出来るイベントでもありますね。
卒業式(3月下旬)
小・中・高・大学と、人生の一つの区切りとして卒業式を迎える事となります。
楽しかった事もあれば、辛く苦労した事なども含めて、様々な思い出が脳裏によぎる事でしょう。
ですがこの日を境に生活環境も変わり、人生の新たな一歩を踏み入れていく事ともなります!
その先の人生には期待と不安を抱えつつも、その後の人生を自ら切り開いていかなくてはなりません。
時に先々に対して不安に駆られ先が見えなくなったとしても、「捨てる神があれば拾う神あり」という事もあるので、何かしら努力を続けていれば人の目にも留まり道も拓けてくる事でしょう。
諦めなければ良い結果を引き寄せる事にもなります!
まとめ
3月に入ると陽ざしも温かくなり、気持ち的にもふわふわと浮ついた気分にもなります。
新年度を新たな心持ちで迎える為にも、この時期を無くして迎える事は出来ません。
以上、3月の行事・イベントについてまとめました。
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