2月イベントや行事について。日本の文化や風習について再認識

2月

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2月に入っても冬の寒さは衰えず、立春を過ぎてもコートが必要な時期ではありますね。

まだまだ寒い日が続いておりますが、2月と言えば節分バレンタインデーといった行事・イベントが挙げられる事でしょう。

個人的に言えば、2月は他の月と比べて印象に残る行事は少ないようなイメージがあります。ですが、他にも針供養や建国記念日といった行事があります。

中には現代ではあまり聞き慣れない行事もありますが、日本の風習や文化について調べてみると実に興味深いものでもあります。

 

この記事では、2月の行事イベントについて調べてみた事をまとめてみました。

日本の行事を再確認する機会となれば幸いです。

 

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2月の行事・イベント

 

旧正月(1月21日ごろ~2月20日ごろ)

 

日本ではあまり馴染みのない行事ではありますが、主に中国をはじめ、台湾・韓国・シンガポールなど、アジア圏では春節と呼ばれる祭日となっています。

旧正月は太陽暦に基づいて決められているため、その年によって日付けが違います。そのため、1月中となっている年もあれば、2月の中頃となる年もあるようです。

現在の日本では旧正月を祝う風習は今はありませんが、沖縄の一部では今でも旧正月を祝う地域もあるようですね。

 

節分・豆まき(2月3日)

 

節分は2月に行われる行事として、代表的な行事とも言えるでしょう。

子供の頃、節分の日になると鬼役の両親や保育・幼稚園の先生らに向かって豆を投げたという方も居るのではないでしょうか?

豆まきにはルールがあり、「鬼は外」「福は内」の掛け声と共に豆を2回投げます。そして豆を投げ終わった後に、自分の年の数だけ豆を食べる事で、今年一年の無病息災を願います。

【関連記事】

節分の由来。正しい豆まきの作法とは?家族の健康を願う為の日本行事

 

恵方巻

 

節分の日になると、豆まきのほかにも恵方巻を食べる風習があります。

恵方巻を口いっぱいに頬張って食べるのは少々苦しいですが、一度食べ始めたらそのまま最後まで食べなくてはならないという決まりがあります。

なぜならば、「運を取りこぼす」といった意味も含まれているとの事なので、それにかけている所もあるようです。

 

また、恵方巻を食べる方角は毎年違い、これは金運や幸せを司る歳徳神(としとくじん)という神様が毎年場所を変えてしまう為といった理由があります。

恵方巻を食べる前に一度方角を確認しておきましょうね。

 

恵方巻

2022年の方角は北北西!恵方巻を食べる理由や由来について

2019年1月4日

 

立春(2月4日ごろ)

 

立春とは、一年を24に分割した24節気と呼ばれる、季節の名称を表す言葉のうちの第1となります。

まだまだ寒い時期ではありますが、この時期を境に梅の花が咲くなど、徐々に春の兆しが見えて来る季節でもあります。

現在ではおおよそ2月4日が立春となっていますが、太陽の角度が変わる為、年によって2月3日になったり2月5日となったりと、若干の誤差があるようです。

 

立春

2022年以降の立春はいつになる?意味や行われる風習について

2018年1月22日

 

初午(2月6日ごろ)

 

初午とは、2月に入ってから最初の午(うま)の日となります。

711年に京都の伏見稲荷大社祀られている五穀を司る農業神、宇迦之御魂(うかのみたま)が初午の日に伊奈利山(いなりやま)に降臨したとされる日が由来となっています。

また、初午の日にはいなり寿司を食べる習慣があります。

これは、稲荷神社では神の使いと考えられていた狐が好物であるとされていた油揚げをお供えしていた事に関係します。

そこから油揚げを使った料理を「稲荷」と呼ぶようになり、酢飯を包む形で油揚げに居れたものをいなり寿司という事となりました。

 

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針供養(2月8日)

 

針供養は裁縫の際に使われた仕事道具である針に感謝をし、近くにある神社に納めて供養する事で裁縫の上達を祈る行事でもありました。

現在ではあまり聞き慣れない風習ではありますが、主に服飾に関わる分野においては根付いている風習で、現在も行われているようです。

2月8日に行われる針供養の事を「事始め」として行われておりますが、また同様に12月8日にもあり、こちらは「事納め」と呼ばれています。

 

針供養

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2018年12月7日

 

さっぽろ雪まつり(2月上旬)

 

さっぽろ雪まつりは北海道の札幌市内にある大通公園をはじめ、複数の会場を使って行われる雪と氷の祭典です。

毎年2月上旬になるとニュースでも取り上げられていますよね。

 

巨大な雪像を制作するにあたって、陸上自衛隊も参加しヘリコプターや雪を輸送する為の民間のダンプカーも導入されるという力の入れよう。。

これだけ大掛かりな作品を作るとなると、相応に本腰を入れて取り組まないとなりません。

僕自身、実際に生でさっぽろ雪まつりの雪像を拝見した事はありませんが、圧巻の雪像の数々を一度は目にしておきたいものです。

 

建国記念の日(2月11日)

建国記念日

 

建国記念の日は文字通り「建国を記念する日」ではありますが、実際のところ日本において建国日は定かではないとの事。

その為、日本神話を基に建国記念の日が定められる事となりました。

元々2月11日は「紀元節」として日本の初代天皇である神武天皇の即位日ではありましたが、戦後の1948年(昭和23年)にGHQによって廃止される事となりました。

その後、建国記念の日として適用される事となったのは1966年(昭和41年)の翌年からとなり、現在に至るまで国民の祝日として定められています。

 

バレンタインデー(2月14日)

バレンタインデー

 

バレンタインの日にチョコを送るといった風習は日本ならではの文化ではありますよね!

学校や職場などでは心待ちにしている男性も居る事でしょう。

最近では「逆チョコ」「義理チョコ」などというように必ずしも女性が男性にチョコをプレゼントするという訳でもなく、「チョコを送る日」といった認識が強まっているのかもしれません。

 

バレンタイン 花

2022年以降のバレンタインデーの曜日は?由来についてご紹介!

2018年1月15日

 

雨水(2月19日ごろ)

 

雨水は24節気の立春の次となる第2にあたります。

まだ雪は残るものの、徐々に氷が解け始める頃で、農耕の準備をする目安とされてきました。

地域によっては春一番が吹き、ウグイスの鳴き声も聞こえてくる所もあるようです。

 

うるう年(4年に一度)

うるう年

 

平年は365日となっていますが、閏(うるう)年にあたる年だけは2月の日数が29日までとなり、1年が366日となります。

この事についてはご存知の方も少なからず居る事だと思いますが、太陽暦では太陽の運行と暦とのズレを補正する為、平年よりも一日多くなっています。

うるう年は四年に一回の割合で設けられており、夏季オリンピックの時期とも一致しています。

ちなみに、うるう年ではない年の事を平年と呼びます。

 

まとめ

 

2月に行われる行事・イベント事についてまとめました。

まだまだ寒さが残るこの時期ではありますが、春を待ち侘びつつも体調に気を付けて過ごせるよう、心がけておきたい時期でもあります。

 

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「好きな事を気ままに」をモットーに日々を生きております。美大を卒業後、現在はブログでの生活を模索中。ブログと同時進行で絵の制作もしております。このブログでは、絵の描き方についてであったり、なるべく自分がやりたい事をやって生きていく為の方法について書いています。最近は日本の文化・行事についても興味があります。これを読んでいるあなたに、何かしら参考になる記事があれば幸いです。