7月に入りますと6月の梅雨の季節から一変し、いよいよ夏本番となりますね!
学生の方は夏休みも目前に控え、待ち遠しく感じる時期かもしれません。
また海開きも始まり、海水浴も出来るようになりますが、毎年海での事故も起きているので安全対策等を怠らずに楽しめるようにしましょうね。
この記事では、7月に行われる行事についてまとめました。
気になる事や参考になる箇所がありましたら幸いです。
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7月の行事・イベント
山開き・海開き(7月1日)
7月に入りますと山開き・海開きが始まります。
かつては神聖とされる山に一般人が登山をする事は禁じられていたため、自由に山を登る事は出来ませんでした。
そこで山開きという神事を行う事によって、一定期間だけは登山を解禁する事となりました。
同様に人々の安全を祈り、海開きや川開きといった行事も行われるようになりました。
半夏生(7月2日ごろ)
半夏生(はんげしょう)とは、太陽が黄経100度にあたる日で、夏至から11日目。7月2日ごろとなっています。
黄経(こうけい)とは?
黄道座標における経度で、赤道と同様に春分点から東回りに15度を一時間とする時間単位の事。
24時まで計る事が出来ます。
また、「半夏半作」と言ってこの日より後に田植えをしても収穫が少なくなるという事もあり、この日を田植え終了の祝日とした地方も多くあります。
七夕(7月7日)
七夕の日になりますと、短冊に各々の願い事を書いて笹竹につけて飾る風習があります。
日本の風習のみならず、中国大陸、韓国、台湾、ベトナムなどにおいても行われています。
小暑(7月7日ごろ)
小暑(しょうしょ)は二十四節気のうちの一つで、夏至の次に当たる第11となります。
梅雨明けが近づき、徐々に夏本番の暑さとなる時期です。
お中元(初旬~)
お中元は、日頃お世話になっている方々や取引先に感謝の気持ちを込めて贈り物をする習慣ですね。
送る時期は7月の上旬から15日までとされていますが、地域によって8月に送る場合があるようです。
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祇園祭(7月17日)
祇園祭(ぎおんまつり)は京都市東山区にある八坂神社で毎年行われている祭礼です。
京都の風物詩の一つで9世紀から現在に至るまで続いており、7月1日から一カ月と長期間にわたって行われています。
その起源となっているのは貞観5年(863年)に疫病が流行していた事がきっかけとなり、疫神や死者の怨霊を鎮める為に御霊会を行いました。
御霊会(ごりょうえ)とは?
思いがけない事故によって亡くなってしまった方々の魂を鎮め、死者による祟りを防ぐために行われる儀礼。
当時流行った疫病は、現世に何らかの恨みを持った死者による祟りであると考えられていたため、御霊会を行う事によって無病息災を祈ったとされています。
海の日(第3月曜日)
海の日は国民の祝日の一つとなっています。
1995年に制定され1996年から施行されるようになりましたが、当初は7月20日だったものの、その後2003年の祝日法改正によって7月の第三月曜日となりました。
この日は海の恩恵に感謝をし、海洋国の日本の繁栄を願う事を趣旨としていますが、海の日を国民の祝日として制定している国は世界中でも日本のみとなっているようです。
土用(7月20日ごろ)
土用(どよう)は五行に由来する暦の雑節(ざっせつ)で、夏の土用である立秋の直前に始まり、大暑の間じゅう続きます。
夏の土用の丑の日にはウナギを食べる習慣があるので、聞いたことがあるという方も居る事でしょう。
暑中見舞い(7月20日ごろ~立秋の前)
暑中見舞いとは、夏の間に知人・友人らの安否を尋ねる為に手紙を出す習慣です。
現在では社交辞令の一つとして手紙を出すものともなっていますが、自身の健康を気遣ってくれる方が居るというのは嬉しい事でもありますね。
大暑(7月23日ごろ)
大暑(たいしょ)は二十四節気のうちの一つで、小暑の次に当たる第12となります。
気温が上がり続ける時期となり、うんざりするという方も沢山いるかもしれませんね。
まとめ
7月に行われる行事についてまとめました。
これから夏に向けて気分も高まりますが、くれぐれも安全面にも気を配りながら最大限楽しめるようにしておきたいところですね。
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