過去記事でもまとめているのですが、「これからデッサンを始めたい」、「上達したい」という人のために、まずは最低限取り揃えておきたい本や道具についてまとめておきます。
これまでの経験を元にしているため個人的な主観がかなり入っていますが、「最低限コレだけは..!」と思えるものを厳選してまとめています。
デッサンが出来ている事で陰影や形などが狂わずに正確なものとして描く事が出来ますし、後で見直した際に自分でもおかしいところが良くわかってくるようになりますからね。
基礎的な部分がしっかりとしているのとそうではないのとでは、後あと差が出てくるかなと思っております。また、デッサンが出来ていると自分でも上達しているという実感が湧いてきたりもしますし、達成感を得る事も出来ます。
海外ではもっぱら独創性、アイディア重視の傾向にある一方で、日本の場合デッサン力重視であるという風潮もあります。なので趣味で絵を学ぶのであったり、仕事で活用する事はもちろんの事、日本の芸大・美大を目指すのであればデッサンの基礎固めはやっておいた方が良いでしょう。
僕が『デッサン』というものを勉強し始めてから10年以上経過しているのですが、その当時と比べてみたら種類も豊富になっていますし、ノウハウに関してもきちんとまとめられているので、学ぶ上でもさほど当たりはずれが無いと思われます。
他にも最近では映画やゲームなどのCGのクオリティが凄まじいものであったり、デジタルイラストのレベルも上がっているため、普通の生活をしているだけでもデッサンをする上で必要な観る力が自ずと養われているかもしれません。
ただ、デッサンをする上で観る観点を養う事によって今度は自ら絵を描く際のポイントを掴むことが出来るので、ノウハウとしてでも知っておくと良いと思います。
なのでこれからデッサンを始めるという意味でも、初めの取っ掛かりとして参考になり得てもらえると幸いです。
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書籍からデッサンを学ぶ
数あるデッサン本の中でとりわけ売れている商品であると共に、僕自身、実際に読んでみてとても参考になった書籍を紹介します。
やはり優れている本は初心者問わずある程度デッサンを勉強していても、勉強し直す際にかなり役に立つものでもあります。
この二冊はデッサン本の中でも特に売れ筋商品というだけあって、初心者にも分かりやすく丁寧に書かれています。未だに僕自身のバイブルでもあるので、これらは買ってよかったものだと思っていますね。
デッサンに必要な道具
鉛筆デッサンをするのであれば必ずと言っていいほど揃えておきたい2種類の鉛筆。これさえあれば鉛筆デッサンをする上で描くものにはほとんど困らなくなるので、特にオススメです。
また、デッサンをするのであればプラスチック消しゴムよりも練り消しを使う事の方が主になってきますので、普段使い慣れていない場合、この機会に取り揃えてみてはいかがでしょう?

デッサンに使う画用紙に関しては、世界堂のオンラインショップで豊富に取り扱っているため、自宅付近に画材屋さんがなければこのようなサービスを使うと良いでしょう。
⇒世界堂オンラインショップ (外部ページにアクセス)
まとめ
この記事ではこれからデッサンをはじめる上でほんと最小限必要なものだけをまとめました。
やり始めると徐々に必要な道具を取り揃えたりする必要も出てきますが、これさえあればひとまずはデッサンというものに触れるためには十分であると言えます。
鉛筆デッサンはやればやるほど奥が深いものですし、それこそ長い時間をかけて取り組む画家もいるので、極めようと思えば果てしないです。
追記
なお、最後になりますが、デッサンに使う道具や描き方についてこちらのページにまとめているので、良かったら参考にしてみてください。
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