初めて犬を飼おうとしている場合、しばらくは手探り状態が続きます。犬に関する知識が無い場合、分からない事だらけですからね。
僕自身、以前ウサギや金魚などといった小動物は飼っていた経験はあるものの、中型以上の動物を飼った事がありませんでした。
犬を飼い始めてからもうすぐ2年近くとなりますが、実際に飼う事によってこれまで見えてこなかった部分が見えてくる事があります。
特に飼いたての仔犬の頃は手を焼かされる事が多かったですが、今となってはそういった時期を暮らせたという時間も良い経験であったと思いますね。
この記事では「犬以外の動物は飼った事があるけど、犬を飼うのが今回が初めて」という方にも役立ててもらえたらなと思います。
もちろん、初めて動物を飼うという方にも参考になり得てもらえたら幸いです。
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犬を飼うメリット
メリットと言ってしまうとやや違和感を感じてしまうかもしれませんが、犬を含め、動物と同じ屋根の下で生活するという事は、様々な癒しや良い事をもたらしてもらえます。
犬を飼う事で育て方やしつけなど、後々不安になる事もありますが犬がもたらしてくれるメリットは数えたらキリがありません。
今回は、そんな「犬を飼う事によってもたらされるメリット」の中から、犬からでしか得られないメリットについて僕自身感じた10項目をあなたにお伝え出来ればと思います。
直接的な触れ合いが出来る事で毎日が充実して楽しくなる
ネット社会と言われている昨今です。
メールなどでの人間関係のみで人間同士の関係が希薄になりがちですが、そんな中で犬とじゃれ合う事で生き物とのシンプルな触れ合いが出来ます。
犬は人間と違って話す事も言葉を全て理解して意思疎通をこなす事は出来ませんが、「心」の部分で繋がる事が出来ます。
愛情を注ぎながら育てていく事で従順になついてくれるので、そういった中での犬との触れ合いは人生に潤いや充実感を与えてくれるでしょう。
犬と散歩する事によって運動不足が解消される
デスクワークが続いてしまっている場合、どうしても運動をする機会が減ってしまいます。怠け癖からくる事もありますが、日々の仕事に忙殺されて運動どころでは無くなってしまいます。
犬との触れ合う時間を設けていく事で必然的に運動をする機会が出来てきます。犬を飼う事で散歩をする必要が出てきますので、運動不足に限らずメタボリックで悩む方も予防をする事に繋がっていきます。
犬との散歩は健康的な人生というメリットを与えてくれるのです。
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ストレスが軽減される
人間関係に悩まされてしまうとストレスが溜まる一方です。
一方で犬は愛情を与えて育てていく事によって、ご主人と触れ合い楽しませてくれます。犬と戯れる事で幸せ成分ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」が分泌量が増加します。犬と見つめ合うだけでもオキシトシンは分泌されるので、長く見れば見る程ほど気分が癒されるとも言われています。
また、血圧を下げてくれる効果もあるため、高血圧の方の場合は犬を飼った際、触れ合いを大事にすると良いでしょう。
孤独を感じなくなってくる
人は自分の役割と感じられるようになると、少しずつ楽しくなってきます。特に年金暮らしで高齢の方なんかはペットとの生活によって孤独から解放されるだけでなく認知症の予防にも繋がっていきます。
今まで、人生の多くが自宅と職場の行き帰りだったのが退職をする事によりパッタり外出をする機会が減ってしまいます。外出をする理由が無くなってしまうので、そこから知らず知らずのうちに家に引きこもってしまいがちな状態になる事も少なくありません。
犬と散歩をする事によって必然的に外出をする事が出来るので、徐々に生活に張りが出てきます。
大型犬となると力が強くて散歩をする際に引っ張られてしまうのでお子さんや高齢者の方の場合、小型犬の方が扱いがしやすくなってきます。例えばシーズーやチワワなどといった小型犬は初めて犬を飼うという方でも飼いやすいでしょう。
散歩中、他の犬の飼い主とも遭遇し、そこから交流が生まれる場合もあるので、自然と人間関係の輪が広がってくる事に繋がります。
新しい人間関係や環境が出来てくるので、そこからまた人生が楽しくなってきます。
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犬を育てると同時に自身の成長にも繋がる
犬を育てる際、しつけをしていく必要があります。特に生まれたばかりの仔犬は言う事を聞いてくれません。トイレの場所を覚えてくれなかったり甘噛みを止めてくれなかったりなど、初めのうちは自分が教えた通りに言う事を聞いてくれない事もしばしばあります。
犬種によって違いはありますが、犬は人間と暮らしてきた歴史が他の動物に比べかなり長いため、飼い主に従順でそれでいて賢い動物です。しつけを覚えるまでに時間がかかってしまうかもしれませんが、根気よく続けていく事によって言う事を聞いてくれるでしょう。
僕はまだ結婚もしていませんし当然ながら子供も居ませんが、人間の子供を育てていく際にも根気よく愛情を注ぎながら育てていく事が何よりもその子との絆を深めていくものになっていきます。
育てる側であったはずが、知らず知らずのうちに自分自身気付かされる事もあり、結果自身の成長にも繋がっていきます。
子供時代に犬と触れ合う事で読解力に優れるようになる
アメリカ・カリフォルニア大学によると、小さい頃から犬との触れ合える環境の中で育った場合、犬を飼わないケースに比べて読解力が養われるそうです。
また、自閉症などを患った患者と犬の触れ合うというプログラムもあり、そういった障害で大変な思いをしている人の癒しとなるべく活躍している犬達もいます。
キレイ好きになる
犬に限らず、動物は人間側からしてみたら獣特有のニオイを放ってしまいます。それにペットを飼うと時間になったらエサをあげたりウンチをしたらシーツなどを取り替えてキレイにする必要がありますからね。
特にマンション住みの方や一軒家でも庭が無いなどといった場合、自ずと選択肢は家の中で飼う可能性が高いですよね?それゆえ、日々の掃除を怠ってしまうとたちまち犬自身はおろか小屋の中が異臭を放ったままになってしまいます。
小屋などを掃除しない状態が続いてしまうと異臭どころか衛生面にも影響を及ぼしかねません。そうなってくると犬小屋に留まらず、周辺の環境にも影響を与えかねません。そこで必然的にこまめに掃除をこなしていく事になっていくので、掃除をしていく事が習慣となり、綺麗好きになっていきます。
アトピーになる確率が下がる
犬アレルギーの子供が生後1年間犬と暮らすと、4歳になるまでにアトピー性皮膚炎にかかる可能性が減少すると言われています。
アトピーにかかってしまうと、実際に経験した人でしか味わえないような辛い日々を送る事になってしまいます。場合によってはアトピーは成人以降も治らない事もあるので、そういったリスクを減らす為にも犬を飼うという事は良い事です。
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相手に対して思いやりを持つ心が育まれる
犬を飼うとなると、ペットであると同時に家族の一員にもなります。犬は法律上ではモノとして扱われる事になりますが、人間と同じく「心」が備わっています。
怒鳴って叱ったりするととそれが伝わってしまい落ち込んでしまう事もあります。逆に褒めてなでてあげたりすると喜んでもくれます。むやみに叱ってしつけるのではなくて、犬に対して主従関係を持ち、思いやりの心を持ちながら育てていく事によって人に対しても優しく接する事の出来ます。
人に対して思いやりのある人物というのは、周囲に人が集まりやすくなってきます。
犬は癒しを与えてくれるだけではなく、間接的に人間関係をスムーズにしてくれる役割をも与えてくれるのです。
社会性を身につける事が出来る
犬を飼う場合、場合によってはしつけ教室に通う必要があります。
それによって同じ飼い主さん同士のコミュニケーションをする機会が増え、徐々に和が広がっていくことが出来ます。話題も犬に関しての事がほとんどなので話が途切れる事も無いでしょう。
散歩をする際にも同じ事が言えますし、そこで知り合った方とも交流が増えて徐々に人の輪が増えてきます。
犬は人間関係をも潤滑にしてくれるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近、我が家では犬を飼い始めたので今回は犬についての記事になってしまいました。
犬を実際に飼う事によって分かり得ない事もありますし、長く付き合っていく事によってお茶目な一面を見いだす事もあります。そういった触れ合いというのは楽しいひと時でもあるので、人生に潤いをもたらしてくれる事にも繋がってくると思います。
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