愛犬家にとってワンコと過ごす生活というのは、かけがえのない時間でもあります。
時に自由気ままに、時に愛くるしい表情やしぐさをしてくる様は、まさに至福のひと時であるとも言えるでしょう。
この記事を書いている今も、足元でお腹を見せながら寝転んでいる様を見ると、思わず笑みがこぼれてしまう程です。
僕自身の事を言うと、犬を飼う前はこれといって犬に興味はありませんでした。
日々、自分自身の事だけでも精一杯でしたし、毎日散歩をする必要があるなど、大変だと思っていたという事もありました。
そして何よりも犬を飼った経験が無かったので、どのように世話をしていいのか分かりませんでしたので、初めのうちは戸惑う事ばかりでありました。
しかし、いざ飼ってみると犬がもたらしてくれるモノの数々は大きなものでして、「こんな生活がいつまでも続けばいいな」と、密かに思わされる事があります。
この記事では、自身のワンコとの生活を振り返り、それによってもたらされているであろう事についてまとめてみました。
これから犬を飼う、あるいは考えている方に参考にして頂けると幸いです。
犬が居る生活によってもたらされるもの
精神的な安定をもたらしてくれる
愛犬と一緒に居られる時間というのは、心身共に日々を充実させてくれるものとなります。
家に帰っても人の気配の無い我が家だったものが一変して賑やかなものとなり、日々の充実感を与えてくれる事となるでしょう。
特に、ペットと目を合わせる事によって、オキシトシンという「幸せホルモン」が分泌されるという事が研究で明らかとなっており、高齢者の方々などの精神に良い影響を及ぼす事となっております。
欧米ではアニマルセラピーと呼ばれている治療法として確立されているようですが、日本ではまだそこまで認知はされていないとの事。
日本でも認知が進むと、認知症や抑うつ予防の効果にも期待できそうですね!
笑わされる事が多くなる
犬との生活によってもたらされるものとして、何よりも「笑顔」が多いものだと思わされます。
例えば、
・エサをねだる際の仕草
・しっぽを左右に振って飼い主にボール遊びを促す仕草
・完全に仰向けになりながらも熟睡する寝姿
・顔や手などをペロペロと舐めてきた時
・構って欲しい時に足元に来た時
・料理や掃除など、家事を行っている際にジッとこちらを見ていた時
など、飼ってみると分かる事ではありますが、犬は感情表現がとても豊かな生き物ですので、仕草や表情を見ただけでも思わず笑みがこぼれてしまいます。
犬には人間の言葉の多くは伝わりません。
しかし、だからこそ動作や表情といったボディーランゲージによって、意思疎通を図ろうとしてきます。
そういった仕草の数々が時に人間の笑いや癒しをもたらしてくれる事となります。
病気になりにくくなる
ある研究によると、犬を飼う事によって健康寿命が延びるといった効果をもたらしてくれるとされています。
犬の場合、毎日の散歩が欠かせないため、必然的に運動をする事となります。
そのため、猫やインコ、あるいはその他の動物と比べると、その分世話をする手間がかかってしまいます。
しかし、その分の癒しであったり、自身の健康促進へと繋がる事となってきます。
特に高齢者の場合、用事が無いと外出をする機会も減ってしまい、家に引きこもりがちな生活を送ってしまう事となってしまいます。
犬の散歩をする事によって、関節炎などの予防にも繋がるようになり、その結果健康寿命も延びると言われています。
人との交流が増える
愛犬自慢では無いですが、話題が無くなった際に愛犬の取り上げると、それを話のネタに話が盛り上がる事があります。
犬好きな人であれば、愛犬の写真を見ただけでも食いついてくる事もよくある事ではあります。
また、犬との散歩中に通行人の視線を感じる事が多々あります。
犬好きの人であれば声をかけて来る事もありますし、それによって人との交流も出来、会話をもたらしてくれるようになりますよ。
責任感を持つようになる
犬を含め、ペットを家に迎い入れて飼うという事は、その生涯を責任持って世話をするという事でもあります。
生き物を飼うという事は即ち、エサやトイレ、運動不足を解消させる為に散歩や運動をさせたり、病気になったら適切なケアを施す必要があります。
その分、時間やお金を消耗してしまう事となってしまいますが、それらと引き換えに癒しや笑顔をもたらしてくれるなど、かけがえのない経験をさせてもらう事となります。
しかし一方では、連日のようにニュースで流れて来る動物虐待を見聞きする度に、とても悲しい気分にさせられます。
自分よりも弱い生き物に対して、ストレスのはけ口として暴力を振るってしまう事に繋がってしまうのかもしれませんね。
生後間もない仔犬の頃はどの犬も可愛らしく、愛嬌のある存在です。
それが時が経つにつれ、半年から1年と過ぎる事によって身体も大きくなるため、あっという間に成犬となってしまいます。
無垢でコロコロと愛嬌を振りまいていた存在だったものが、大きくなるにつれて無くなり、やがて自我を持ち始める事となってきます。
そして犬は人間よりも寿命が短いため、時間の流れるスピードが速く、10~15歳ほどで天寿を全うとしてしまいます。
老犬になりますと足腰も弱くなり、人間同様に介護も必要となってくる事でしょう。
仔犬の頃はどの犬も可愛らしく愛嬌を振りまく存在ではありますが、実際に飼うとなると一生を添い遂げる責任が飼い主にはあります。
老犬になると、愛犬の世話もそれまで以上に大変なものとなってしまいます。
それでも、飼い始めたのであれば一生を添い遂げるまでは愛犬の世話をしていく責任が飼い主にはあるのですね。
何もそれはワンコに留まらず、ペットとして生き物を飼う以上、すべての生き物に共通するものだと思います。
まとめ
犬を飼う事によって、それまでの生活と一変してしまう事となるでしょう。
それによって自身のライフスタイルであったり、人間関係の変化など、様々な事をもたらしてくれる事となっていきます。
日々の散歩やエサやりといった世話は大変かもしれませんが、その代わりに様々なものが得られるようになる事でしょう。
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