人生経験が増えてくるにつれて、自分の思い通りに物事が運んでくれなかったり、理不尽な仕打ちを受ける事も多々あります。
これまで上手くいっていたやり方が通用しない場面に遭遇し、時にうろたえてしまう事もある事でしょう。
場合によっては失敗を重ねてしまう事によって自信を無くしてしまったり、劣等感に押しつぶされてしまい挙句の果てに自暴自棄になってしまう事にも繋がりかねません。
僕は現時点でまだ20代後半ですが、これまでの人生を振り返ると自分の思い通りにいかなかった事だらけでした。
中学受験をし、中高一貫の学校に入学するも頑張りも虚しく成績が落ちこぼれてしまったり、浪人の末辛くもそれなりに名のある大学に入学するも成績が伸び悩んだり挙句に失恋してしまうなど..苦い経験もありましたね。。
大学卒業後、就職活動もしていたもののその先のビジョンが見いだせなかったため放棄し、代わりに自力で生計を立てていくべく奮闘せざるを得ない状況にもなりましたし、軌道に乗るまでに時間もかかっています。
そういった状況の中、傍から見たら割とすんなりと人生を歩んでいそうな人を横目に
「自分はなんてダメなんだ・・」
「思い通りにいかない人生にうんざり」
「人生は不公平だ」
などと嘆いてしまった時期もありました。苦笑
ですが、いくら嘆いてもその後の結果が良くなるという事はありませんし、場合によっては更なる泥沼へとハマりかねません。
人と比較してしまう事によって自信を無くし、終いには何も出来ず終いで時間だけが過ぎてしまうってのはやはりもったいないかなと思えてしまいます。
何でもよいので「自分には出来る」といった自信があれば乗り越えられる課題もありますからね。
それが仮に根拠の無い自信であったとしても自信が全くない状態に比べてみたら遥かにマシです。
この記事では自信を無くしてしまったり、劣等感に苛まれてしまっている方にとって個人的に自信回復に繋げていける為に必要だと思える事をまとめてみました。
現時点において、自分に自信が無くて落ち込んでしまっている方に参考になり得てもらえると幸いです。
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失敗経験を重ねる
「失敗は成功の母」といいますか。
何事も経験無くして成功する事はほとんど無いと言っても過言ではありません。
仮に上手くいったとしてもそれはラッキーパンチに過ぎず、その後も継続して成功を収めていくためにはよほど恵まれた強運の持ち主であるなどの条件が不可欠となってきてしまいます。
なので、世の中の99.9%の天才以外の人たちが人並みの成功を収めていく為にも、様々な経験によっていくつも積み重ねてきた失敗を糧に、自分なりに成功するやり方を見つけていかなくてはならないのです。
失敗を否定的に捉えるのではなく、失敗経験を元に成功するための足掛かりとして見出していきましょう。
現時点で成功者と言われている方々も、数々の失敗経験を踏まえた上で現在の成功を収めているという事も少なからずあります。
なので、失敗をするという事は成功するために必要な条件であるという風に捉え、何事もチャレンジしていくのがベストです。
「あの人でも失敗する事はある」と思い、自らを奮い立てていきましょう!
ダメな自分をも認める
完璧を求めるあまり、出来ない自分が目に付いてしまって落ち込んでしまう事もあります。
あるいは人からのネガティブなレッテルを貼られる事によって自分のダメさ加減に嫌気を感じてしまい、それによって自信喪失に繋がってしまう事もあります。
よほどメンタルが強い人でない限り、人から批判されたり悪口を言われる対象となってしまうと落ち込みますよね。
ただ、それによって仮にいくら自分がダメだからと言って、ふさぎ込んでしまうほど酷く落ち込んでしまうとやはり健康上良くありません。
自分に非があるのであれば反省するなり今後に生かすなりする必要はあるかもしれませんが、人の意見の大半は自分にとって役に立たない事の方が多いです。
そもそも自分の人生に他人は責任を持ってくれていませんので、結局のところ自分で物事を決定していかざるを得ない状況に追い込まれてしまいまいますからね。
ダメな自分というのは自分でそういう風に思ってしまっているだけで、実は傍から見たら凄い事をしているかもしれません。
例えば東大に入ったもののビリに近い成績で落ち込んでしまったとしても、その他大勢の大学生からしてみたら東大に入れただけでも優れているように思われてしまう事でしょう。
なので、客観的に自分を振り返った際に自分は思っている以上に悪くない自分を認めてあげる事が大切です。
上を見たらキリが無いですし、その逆に下を見たらキリがありません。
自分の立ち位置を把握した上で、そこからどういった道を見い出していけるかが重要なポイントとなってきます。
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自分には何が向いているのかを模索する
数ある失敗経験を踏まえて、今度は「自分には何が向いているのか?」を見出していく必要があります。
学生時代は勉強やスポーツが出来ていれば先生から評価をされていたかもしれませんが、社会に出てしまうと学校の成績とは関係のない能力も必要になってきます。
起業勤めのサラリーマンになるのであれば、学歴がある事によって良い会社に就職をする事が出来るかもしれませんが、実際に仕事をするとなると勉強以外のコミュニケーション能力・主体性・協調性といったものが必要になってきます。
社会経験を経ていく事によって世の中の不条理な出来事に遭遇する事もありますし、そういった物事への対処法を身につけて行かなくてはなりません。
ましてや、フリーランスや起業を考えているのであれば自ら主体性をもって常に新たな価値を模索・創造していく必要があります。
会社員として雇われの身であった安心感は無くなってしまう一方で、自分の手で自ら人生を切り開いていく楽しみはある事でしょう。
そこで自分なりのやり方でもって人や世の中にとって価値のあるものを提供していく事によって、それが実績となり自ずと自信にも繋がっていく事でしょう。
もちろん、成功するまでにいくつもの失敗を経験していく事となってしまいますが、諦めずに絶えず進む事によって見出されていくものもあります。
過去に褒められた事や自分の得意な事を掘り下げる
人に褒められた経験というのは自信を育む上で必要な要素となります。
子供の頃に褒められた事であったり、学生時代を通して好きで継続してこれた出来事など、思いつく限りで構わないのでそこから更に掘り下げていきましょう。
もっとも、それが世の中にとって需要が無いのであれば独りよがりになってしまいかねませんし、宝の持ち腐れとなってしまう事にもなり兼ねません。
趣味に毛が生えた程度で才能の限界を感じざるを得ない場面もある事でしょうし、とても人の目に触れるにはお粗末な出来となってしまうかもしれません。
ただし、仮に一流とまではいかない1.5流、あるいは二流だったとしても、そういったいくつかの要素を組み合わせる事によって自分独自のアイディアを生み出す事にもなり得てきますし、場合によってはその道のプロをも凌ぐ結果ともなり得てくる事でしょう。
掘り下げると言っても一つのやり方に固執するのではなくて、仮にそのやり方で上手くいかなかったとしても別の視点を持ちながら様々なやり方で見出していく事で、新たな道が見えてきます。
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、ある段階まで突き詰めていく事によって、多方面の道へと通じる道が見出されてくる事でしょう。
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自分の土俵を自ら創る
自分にしかできない強みが見えてきたら、今度はそれを活かせる土俵づくりをしていく必要があります。
こういった事を言ってしまうとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、日々実践を重ねてきた事をブログなどで発信していく事によって経験が蓄積されていきます。
発信力が強まっていけば強まっていくほど人に対する影響力も強くなってきますので、自ずと自分のオリジナルの土俵が形成されていく事となってきます。
自分が成長しているという実感を感じられる場を自ら創る事によって自信回復となるようにしていきましょうね。
継続は力なりだという事
継続する事と言うのは楽なことではありませんし、誰しも途中で投げ出したくなってしまう事もあると思います。
成功が訪れるのは一時ではありますが、それまでの下積みの段階でかなりの時間を要してしまう事がほとんどだからです。
そこで思うような結果とならず悶々としてしまう日々もあるでしょうし、停滞して成長を実感する事が出来なくなってしまう事もあります。
そんな時に結果が出ない事に焦りを感じてしまい、横道に逸れてしまって裏技のようなルートを模索してしまうかもしれませんが、最終的に王道と呼べる道で無いと上手くいかないのがオチです。
継続は必ずしも楽しいとは限らない一方で、それが結果として実を結んだ際に自分自身の成功体験として自信へと繋がる事になってきます。
『ローマは一日にして成らず』なので、自分に自信をつけるという事も短期間では出来ないのですね。
何事も積み重ねの上に成り立っているものです。
まとめ
「自分に自信をつけるためにはどうしたらいいか?」という事について僕なりに思う事をまとめてみました。
僕自身、これまでの人生を振り返ってみると自信があった時期という事はあまりなく、むしろ今でも自信の無い自分が存在しているくらいです。
ですが、仮に自信が無かったとしても努力や工夫次第で乗り越えていける壁も存在しますし、現にそういったものを乗り越えてきた結果今の自分を形成する事にもなってきています。
生きていれば目の前に立ちはだかる壁があまりにも高すぎて挫折してしまう場面も沢山あるかもしれませんが、「自分には出来る」と思えるような勇気と程よいハードルを乗り越えていく事によって、それがいつしか強大な力となり得てくる事でしょう。
いつか自分を振り返ってみた際に、過去の自分よりも成長している自分を実感する日が来る事を信じて突き進みましょうね!
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