この記事ではデッサンで主に使う鉛筆について説明させてもらいます。
一般的に売られている鉛筆とは違って、デッサン用の鉛筆というものは特殊です。
これらはもしかしたら学校の授業なんかでも使った事もあるかもしれませんが、デッサンをする上で必需品なので未使用の方は是非とも使ってみてくださいね。
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ステッドラー


特徴
デッサンをする上で、ステッドラーを使った事が無いという人はいないくらい有名な鉛筆です。実際にプロのデザイナーの方の多くも愛用している為、必須のアイテムとなってきます。
静物デッサンで主に工業製品であったり、石膏像など無機質なモチーフを描く際によく使われる鉛筆です。
デザイナー寄りのデッサンをするのであれば、揃えておきたい所です。
三菱鉛筆 ハイユニ


特徴
主に人物画や動物などの生き物を描く際に重宝する鉛筆です。
ユニ自体一般的に普及しているいるので、見た事が無いと言う方はそれほどいないのではないでしょうか?
先ほどのステッドラーと比べると、ややモサモサとした感覚があります。
シャープな描き心地のステッドラーと比べてみると、アーティスト方面のデッサンを得意とします。
ちなみに、ユニ系はハイユニと普通のユニがあります。
ハイユニの方が滑らかに面を描く事が出来るため、普通のユニと比べると少々値が張ってしまうものの、上達を早めたいのであればハイユニをおススメします。
ちなみに、鉛筆一本あたり160円程度です。まとめて買った方が断然お得なので、まとめ買いをおススメします。
個人的にはHB,2Bあたりの消費量が多いのでなるべくまとめ買いをしておきたい所です。
三菱鉛筆 ユニ


特徴
ユニはハイユニよりもグレードが劣ってしまいます。一般的な普及率はハイユニよりも多いのではないでしょうか?
ハイユニに比べると、実際に使用した感覚では黒鉛の中身がスカスカな印象があります。なんとなく軽い印象をもってしまう感じが否めません。
しかし、ハイユニに比べると値段も安く手に入れる事が出来るため、お試しでデッサンをしたいのであれば普通のユニでも描く事は出来ます。
長く使っていくにはハイユニの方が適していますが、デッサンで使えない事も無いので購入しても問題はないでしょう。
ハイユニとユニの見分け方

印字されている文字を見れば違いが分かりますが、見分けるポイントとしては先端に金色の輪っかが付いている方がハイユニとなっています。
一般的には値段もハイユニの方が高いので、両者を間違える事はさほどないと思います。
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ファーバーカステル


特徴
ステッドラーやハイユニと比べると普及率は劣ってしまうような気もしますが、カステルもまたデッサン鉛筆において優秀なメーカーの一つに含まれます。
描き心地としては植物の葉っぱなど、カサカサとした表現をするのに適しています。
やや中級者以上の方向けの鉛筆ですので、初心者の方にはカステルよりも個人的にはステッドラーやハイユニの方がおススメ。
カステルはどちらかというと色鉛筆やパステルの方が有名なので、色を扱うのであればカステルを推薦したいと思います。
まとめ
今回は、数ある鉛筆の中からデッサンでよく使う鉛筆について紹介させてもらいました。
メーカーによって鉛筆の特徴も変わってくるので、用途によって使い分けるようにしていけるようになるとデッサンで描けるモチーフの種類も増えてくることでしょう。
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